Notes vol.1
黒いポエム
↓

シーン3.

24

合図をおくり、友人から目を離し、
歩きながらふと前を見ると

そこはバスの中。また目の前に同じ友人がいる。
私の足元はバスの最後尾へ向かい、うしろから4席目程の位置の通路。

目の前に現れた友人は
最後尾席のまん中から身を乗り出すように私を見て、
最後尾席にある1段のステップを降りて、何かを言おうとした。

私はまた人差し指を口元にあてた

すると友人は「だから私は言ってないよ」
と言った。

2020年8月 3日(月) 追記
夢のなかだるみ