Notes vol.1
黒いポエム
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おっかない夢・比喩的悪夢

28

最初は意図的にこいでいたブランコが
自分の力ではどうにもなんない程勝手に動いて

高さもスピードもどんどん増して
足のはるか下に世界が下がる

ブランコの隅に、縦に積まれたグラスと灰皿
この頂上のグラスが落ちる音で
それでビビって私は多分落ちる

とてつもない角度とスピードでゆれるブランコの上で
グラスは心臓を握るだけで
落ちようとはしない。

わたしは面倒くさくなって

みんなのいるはるか下に向かって身をなげる
そして

目を見開いてひしゃげる自分を見た。

2020年8月 3日(月) 追記
夢日記つけるのよくないです