最初は意図的にこいでいたブランコが
自分の力ではどうにもなんない程勝手に動いて
高さもスピードもどんどん増して
足のはるか下に世界が下がる
ブランコの隅に、縦に積まれたグラスと灰皿
この頂上のグラスが落ちる音で
それでビビって私は多分落ちる
とてつもない角度とスピードでゆれるブランコの上で
グラスは心臓を握るだけで
落ちようとはしない。
わたしは面倒くさくなって
みんなのいるはるか下に向かって身をなげる
そして
目を見開いてひしゃげる自分を見た。
2020年8月 3日(月) 追記
夢日記つけるのよくないです