Notes vol.2
日々の手帖
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読書は積んだ瞬間にも始まっている

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捗っているようで俯瞰するとそうではない。

マルドゥック・アノニマスの5冊目、発売されてすぐに購入したのですが...。なんとなくそして突然に始まった村上春樹再燃、そうこうしてる間に「三体」の日本語訳続編が発売されたので(ようやく)無印に手をつける覚悟を決め、宮部みゆきの時代物三島屋シリーズ最終巻、森博嗣WWシリーズ発売を知る、続刊ものの漫画は足を止めない...と、どんどん積ん読が進んでいます。(何も進んでいない、とも言います。)

三体はまだいい方で、1から読み始めるにしてもたった3冊で済むので「よーし、どんどん読んじゃうぞ。」と思える(現在進行形で読んでるのでまたいずれ短い読書感想文を書きます)。
でもマルドゥック・アノニマスは発刊ペースの遅さ、振り返るべき過去の長さ、登場人物の多さと、三拍子揃った読み出しにくさがある。面白いのに。スピード感があるからこそ面白い話なんだけど、それを得られないほどこれまでの記憶が遠い...。

期待値はすごいのに、読みだすまでに色々消耗しちゃう系の本ってあるよなぁ。
古典SFなんかも「今はまだ読まなくても大丈夫」っていう謎の積みやすさがありますね。