私の大好物であるところの子役入りハードボイルドです。
子供嫌いですが子役物にはグっとくる質です、私だって子供だったことがあるのでね!
ウォンビンいいね、向井理の変なところを雄々しくした感じがいいね。アジョシ以外のウォンビンって知らないですけど。
子役の子は綺麗な隅田さん(a.k.a.馬場園さんのバディ)といった面持ちです。(これは賛否あるかな...。)でもあの子供がズルズルと落ちの無い話を勝手に切り上げて勝手に進める感じとかお上手と思います。
主人公がチートキャラで、麻薬で人間を釣る臓器売買界隈のお話に人とのふれあいをまぶした映画です。
私は結構な単純思考の単細胞野郎(牝ですけど)なので素直に満喫いたしました。
チート主人公vs悪の組織といったセガール的怠慢タイマン展開ではなく、そもそもの主役であろう警察サイドの展開をキッチリ織り込んでおり、チート主人公が悪に向かって独走するのではなくあくまでも「なんだか変な奴が紛れ込んじゃったなー」といった扱いなのが好いですね。
あと周りの登場人物も己の役割を全うしておりなかなか見物です。
ちょっとしか出てこないけど一番オイシイおじぃ。
ヒールサイド:マンソク兄弟のお兄ちゃん。
ところでクラブで荒ぶるシーンのウォンビン演じるテシクが唇を片方だけヒクつかせるのアレなんすかね、彼処だけなんかしっくりこなかったです。テシクはヒクヒクさせないだろー...。
いやそれにしてもメインの画像(この記事の1個目のキャプ画像です)いいね。話の順番的にはこのシーンは随分終わりに近いのですがドカーンと1個目に置いてみたのですよ。ネタバレにならないけどあとあと見ると結構アレ、っていう我ながらいいシーンを選んだものだ!これは違うんすよねー、これは。とモニョる。
アジョシ(字幕版)
★★★☆☆
Amazon prime video
1時間59分 / 2011 / R15